2022.12.09
給食管理実習 懐かしの学校給食です!!
佐伯栄養専門学校のカリキュラムには、2年生の時に「給食管理実習」があります。
国家資格「栄養士」を取得して卒業すると、就職先は会社、病院、福祉施設、学校、事業所、保育園など集団給食施設が多くあります。集団給食施設は大量調理の施設でもあります。このような就職先にも不安なく専門的知識と技術をもっていくことができますので、ご安心ください。
佐伯栄養専門学校の給食管理実習は、献立の立案・食材の選定から調理まで、佐伯独自のカリキュラムにより体得できます。
大量調理に必要な知識・技術を1年通して学び、実践力を養います。
今回のグループが選んだテーマは、『懐かしの学校給食』です。
学校給食で人気のあったメニューを取り入れ、日本人が不足しがちな栄養素を補えるように工夫しました。
"ブラボー"
2022.12.09
Part1 "世界栄養学界の先駆者 佐伯矩先生のこと" 雑誌『日本食生活』より
昭和32年8月25日発行『日本食生活』財団法人日本食生活協会 には、特集〈栄養春秋〉◆世界栄養学界の先駆者 佐伯矩先生のこと・・・・・として、掲載されていましたのでご紹介します。
【表紙】
佐伯矩先生は、日本栄養学界の、極めて優れたる先駆者である。その研究は世界の栄養学界に一大センセイションを捲き起し、先生の教えを受けた栄養士達の数は非常に多く、日本全国の、官庁、学校、会社、その他食べ物に関するあらゆるの部所で、力強い活躍をしている。
栄養という言葉そのものも、先生の創られたものであるというから、正に栄養学界の神格的存在といわねばなるまい。
かつて日本に滞在していたドイツのエドガー・ライタをいう新聞記者は、゛佐伯博士は世界の栄養学の先駆者になれるが、しかし日本の先駆者にはならない。同博士の運命は偉大なる日本人の運命である〟と先生の偉大さを全世界に向かって賞讃した。
【表紙 裏の広告】
※ 当時、白米による「脚気」予防でしょうか?
エドガー・ライタは、その著書ザ・マーチ・オブ・ジャパンで、佐伯矩先生のことを、大要次のように述べている。
日本では・・・夜の帷(とばり)がおりる頃になると、おのおのの家は一様に閉ざされる・・・。すると・・・世界のどこにも見られないような、美しい情景が描き出されてくる。日本独特の障子というものが、その情景描写にすばらしい効果をもたらすのである。家族の姿が・・・畳の上で遊んでいる子供の姿などが・・・、障子にうつる。その映像は黒一色であるが、さまざまな動作のままうつし出される。光りと紙(白)によって、日本人の生活が、これほどロマンなものに描写されるというのは、日本ならでは見られぬこと・・・。殊に、茅葺きの家などもあっては、一層きわだって美しいものに見える。・・・これは日本の散文詩だ・・・。恰(あたか)も十八世紀の影芝居でも見るようである・・・。
今日の紹介はここまで。原文に近い形で書いています。佐伯先生の話は、まだ出てきませんが、当時の日本の生活様式が垣間見える気がします。
続きは、またね・・・
2022.11.30
11月29日は 佐伯 矩(さいきただす)記念日です。
栄養学、栄養士に興味のあるみなさんは、既にご存じだとは思いますが、11月29日は世界で初めて「栄養学」を学問として確立し、「栄養学の父」とも呼ばれている佐伯矩博士の命日です。
佐伯矩博士は、本学の創始者でもあります。
佐伯矩博士は、栄養の研究を重ねるうちに、国民の栄養改善と福祉増進のために栄養学の専門家である「栄養士」の養成を痛感して、当時の内務省に栄養学校の設立を養成したが、予算が伴わないため実現には至らなかった。しかし、当局から私費をもってするならば差支えはないとの了承を得たので、大正13年(1924年)旧私立栄養研究所の跡地に栄養学校を創立、大正14年2月に開校した。
栄養学校の設立は、日本のみならず世界最初の学校であり、学問として栄養士専門教育機関の誕生である。
榮養學校設立趣意書には 「榮養問題ハ国家及人類ノ重大事デアリマス。何トナレバ健康・疾病・能率及經濟ヲ左右スル根本義デアルカラデアリマス。」(栄養問題は、私たち個人にとって、また国家社会の基礎としても、解決していかなければならない最も大切なことである。すなわち、栄養は健康・病気・能力、そして国家の経済をも左右する基本的なことである)とあります。
みなさんも健康・栄養について考える1日でありますように。
2022.11.28
11月もあと残すところ3日となりました。
11月28日 本日は、三の酉の日。関東各地の神社では、開運招福、商売繁盛を願うお祭りが開かれています。
特に今日は、気温の上がらない寒い日となりました。
本学は、後期授業が後半に入ってきます。2年生が実施している集団給食実習も各クラスの班が工夫を凝らし、とてもおいしく出来上がっています。
画像は、先週2年3組B班の給食で、スパイスチキンカレー、小松菜としめじの豆乳スープ、キャベツのアチャール、紅茶ゼリーです。
私もカレーが大好きでインドカレー店によく行って食べるのですが、この給食のカレーもとてもおいしかったです。
給食のスパイスチキンカレーは、カレールウやカレー粉を使わず、6種類のスパイスをブレンドして作られています。
副菜のアチャールは、インドで親しまれている食べもので、日本の食卓で出される漬物のようなもので、キャベツ以外に玉ねぎやにんじんなどもよく使われます。さわやかな酸味とクミンシードのスパイシーな香りが特徴的です。
ご馳走様でした。
2022.11.18
からあげ丼☆☆☆三つ!!!ごちそうさまでした。
2年3組A班のみなさん 給食管理実習お疲れ様!! 「からあげ丼」メニューは、とてもおいしくいただきました。ごちそうさま・・・
栄養量、コストを考えながら、みんなに喜ばれる給食を作るのは、とてもやりがいがあります。
チームワークもバッチリ!! こんな余裕も???
きょうは、1000個揚げました。数が多いので、フライヤーと大型中華鍋を使用して、カラッとおいしく揚げています。
盛り付けも時間見ながら、並行作業だぞ~。
おいしいと食べる時間は、あっという間に過ぎていきます。
午後の授業もがんばるぞ・・・