学校長からのメッセージ

たくさんの人々を幸せにする栄養士に。

 創立者の佐伯矩博士が文部省(現文部科学省)への建言により「営養」を「栄養」に改定されて100年を過ぎました。また、「栄養学の実践は食べることに行きつく」「栄養を学ぶことは生命を学ぶこと」など名言を残しています。栄養学と食の重要性を学ぶ、すなわち栄養学の学びはそれを実践するために体に良い献立を考え調理して口から食べる。それを学ぶことが佐伯流であります。
 食事は、生きるためだけではなく、健康の維持・増進・健康寿命の延伸や人を楽しませ幸福にする機能を持っています。また、自分自身や家族さらに社会の健康を食から考えていく。すなわち、栄養士は多くの人々を幸せにするために栄養学を学び、栄養の大切さを伝え、健康へと導いていく役目を担います。そのためには、人から人へ何かを伝えるためにはコミュニケーション能力が重要ですが、私は学校生活のなかで、まずは思いやりの心や気づかう心を育てて、一人ひとりの人間力を高めてほしいと願っています。

自分に自信を持って人生を歩んでいくために。

 今まで自分を変えたいと思っていたけれど、変わるきっかけがなかった人や、自分が何をしたいのか迷っている人も多いと思います。佐伯で学ぶすべての学生が2年間の学校生活を過ごしていくなかで少しずつ自分に自信を持ち、社会で力強く歩んでいけるように、私たちが全力でサポートしていきます。

校長 山﨑 大治